【投資実践記】リスク許容範囲で行う、三方良しの少額投資方法について解説。

内面を磨く

手ごろにできる少額投資の方法を見つけました。

その方法を月1回のペースで2年ほど継続していますが、現在も楽しく継続することができています。

また、「少額」と自分が思える金額でやっているため、リスクは完全に許容範囲に収まっています。

 

やり方は簡単で、買い物の際に割引品を購入し、割引で得した金額(1か月分)を合計する、その合計額を投資に回す、というやり方です。

名づけて、割引投資!

 

もしあなたが、こんなことで悩んでいるのであれば、今日紹介する投資方法は参考になると思いますので、ぜひ最後まで読んでください!

  • 少額からでも投資を始めてみたいけれど、元手をどう確保すればよいのか分からない。
  • インデックス投資だけでなく、色々な投資に挑戦してみたいけれど、損失リスクは生活に支障のない範囲にとどめたい。
  • 割引品はよく買うけれど、毎月どれくらい得しているのか実感が沸かない。

今回紹介する「割引投資」の方法は、地味ですが継続すればじわじわと実感を得られて、継続するモチベーションも維持しやすいやり方であると思います。

イケおじには、やっぱり経済力も大事。

ぜひ参考にしてください!

割引投資の概要とステップ

割引投資の概要は、下記のとおりです。

  1. 日常の買い物で割引品(スーパーのおつとめ品、レジにて●%引き、など)を購入する。
  2. そのレシートを捨てずに保管しておく。
  3. 毎月決まった日に、レシートを取り出して1か月分の割引額を合計する。
  4. 合計金額を銀行口座から証券口座に入金し、その金額分の投資商品を購入する。

これを毎月繰り返すだけです。レシートを保管して計算するのがアナログでちょっと面倒ですが、ルーティン化すれば苦ではありません。毎月正味15分くらいで済んでいます。

それぞれのステップについて、詳しく説明します。

ステップ1 日常の買い物で割引品を購入する。

これは書いてあることそのままです。

投資とは別の話ですが、食品の大量廃棄が起きていることには個人的に問題意識を持っています。

私は割引品を積極的に購入していますが、割引品であるが故に生活に支障を感じたことはありません。

様々な利害関係の下に廃棄されてしまっている食品や物の中には、まだ食べられる・使えるものが大量にあるのだと思います。

ちなみに、食品廃棄の問題については、こちらを参考にしました。

投資につながる、と考えることで、今までよりも積極的に割引品を購入するようになりましたよ!

ステップ2 割引品を購入したときのレシートを保管しておく。

こちらもやることはそのままですが、置き場所(箱など)を決めておくと楽です。

保管するレシートは割引品を買ったときのものだけでOKです。すべて取っておくと後で抽出するのが面倒ですからね。

毎月貯めたレシートをまとめて捨てるときは、気持ち良いですよ(笑)。

ステップ3 毎月決まった日に保管したレシートを取り出して割引額を合計する。

毎月1回、決まった日に割引品を購入したときのレシートを取り出します。

私の場合は、給料日後の最初の休日と決めています。

 

毎月1日とか、第一月曜日とか、タイミングはいつでも良いので、やる日を決めておくのが大事です。

いつやろうか考えるということ自体が脳のエネルギーを消費しますので、作業の部分は考えなくても手が動くように、最初から決めておきましょう。

 

レシートを取り出したら、割引額を合計します。

割引品は、レシートに「-●●円」と印字されているので、その金額を合計します。

私はExcelを使って計算しています。

足し算機能が簡単に使えますし、毎月の合計金額の履歴を残せるので、月にいくら割引で得したのか実感することができます。

この方法が継続できているポイントは、この数字の可視化であると思っています。記録を残さなくても割引した分得している事実は変わらないのですが、可視化によっていくら得したのかの「実感」を持てるようになるのが大きな違いです。

たまに眺めてみると、「おおーここまできたか」とニヤニヤすることもできて、おすすめです(笑)。

ステップ4 合計金額を銀行口座から証券口座に入金し、投資商品を購入する。

1か月の合計金額が計算できたら、その金額を銀行口座から証券口座に移動します。

私は、銀行は住信SBIネット銀行を使っています。ネット証券各社との連携が充実しており、非常に便利なネット銀行です。

 

資金を証券口座に移動したら、好きな投資商品を購入しましょう。

私の場合、最初はS&P500連動型のインデックスファンドを購入していましたが、こういった長期的かつコアな資産は、メインの口座で購入していましたので、途中から路線を変えて商品を選択しています。

端的に言うと、アクティブファンドやテーマを絞った投資信託、サテライト戦略の位置づけになります。

証券口座はネット証券が便利です。SBI証券、楽天証券のいずれかがメジャーですね。

ちなみに私は、割引投資ではマネックス証券を使っています。特段理由はないのですが、投資を始めようと思って複数のネット証券口座を作った時期があり、マネックス証券は何も使っていなかったので、割引投資用に使おうと思った次第です。

 

マネックス証券でも住信SBIネット銀行の資金入金が使えますし、商品ラインナップも不足を感じたことは今のところありません。

割引投資を2年やってみた結果、学んだこと。

毎月コツコツと割引投資に取り組んでみた結果、多くの気付きを得ることができました。

学んだこと1 少額でも貯蓄・投資に取り組む意味はある。

毎月少額で貯蓄・投資に取り組んでみた結果、約2年を経た今の投資総額は70,000円弱になりました。月平均3,000円くらいの節約・投資を実践したことになります。

少額で貯蓄・投資をしたって意味がない、という考え方もあると思いますが、これをあと30年(60代半ば)まで続けると、100万円超になります。これだけあれば、贅沢な旅行をすることだってできますよね。

学んだこと2 生活に支障なくリスクを知ることができた。

割引投資では、資産形成のコア戦略では絶対に投資しない商品にも投資しました。生活に支障がない範囲での元本であるため、それが半減したとしても問題ない割り切って投資です。

例えば、アクティブファンド。S&P500連動型のファンドの2倍の投資パフォーマンスを狙った商品を購入しました。

アクティブファンドはリスク(価格変動可能性)が大きいと分かっていながらも、「S&P500がこれだけ調子いいなら、2倍にしたらもっといけるのでは」と頭の中のどこかで思っていました。

分かっているけどやってみたい……!

投資してみた結果、思いっきり損が出ています(笑)。

まあこれも、リスク許容度の範囲内だからこそできた学びであると思っています。[temp id=2]

今は、テーマ別の投資信託を見て投資しています。(宇宙のとか)

学んだこと3 「実感」が継続を支える、ということ。

自分の行動がどれくらいの効果をもたらしているのか、どれくらいの結果につながっているのか、それが可視化されることで、やっていることの意味が「実感」できます。

昔から割引品を買うことには抵抗がなく、お得じゃん!と思っていたのですが、実際に金額面でどれくらい家計に寄与していたのかは理解していませんでした。

これが可視化されることで、「お得じゃん!」から「今月は●●円得した!」と感覚が変わったことは、投資の行動を継続するために、とても大きな支えになっています。

まとめ 割引投資は三方よし!

2年ほど継続している割引投資について、まとめてみました。

まとめてみて気付いたことは、割引投資は三方よし!であるということです。

  1. 自分にとって 物事を継続するためのコツを知ることができた。
  2. 投資先にとって 小さな金額ではありますが投資資金が流入してくることは良いことでしょう。
  3. 社会にとって まだ使える・食べられるものを積極的に消費することで、ロスを減らせる。

3については焼け石に水であることは分かっています。しかし、大きな影響をもたらす最初の一歩は、いつも一人の意思であり行動です。

その一歩が踏み出せていることは、決して無意味ではないと私は思っています。

割引投資、広がるといいな!

コメント

タイトルとURLをコピーしました