「大丈夫だよ」と言えるイケおじになろう。進化心理学から学ぶモテる人の要素。

内面を磨く

モテる必要はないが、モテる人の要素を知って行動することが大事。どうも、daibutsuです。

今回は、本からの学びです。こちらを読みました。

家庭があるので、あからさまに「モテたい」なんて思ってもいないし言うつもりもないのですが(笑)、イケおじを目指す男として、モテる人の要素や構造を知っておくこと、それに向かって行動することで、人としての魅力が磨かれ、イケおじに近づけると思って手に取りました。

「モテる」ということがどういうことであるのか、進化心理学の観点から書かれています。一方で、学術的な考察で終わらず、それを目指すために行うべきアクションまで言及されています。理論と実用の両面がある点で、優れた本だなと感じました。

また、「相手の視点」についても書かれていることに、より説得力を感じます。モテたいと思う側の一方的な解釈ではなく、相手がこう考えるから・こう進化してきているから、という視点も書かれているので、偏ったインプットにはならないと感じました。

 

もしあなたに、

  • モテるために必要なことを学術的な視点から知りたい。
  • 理屈に加えて、モテるために行うべき実践的なことも知りたい。

という気持ちがあれば、参考になるかと思います。ぜひ一度読んでみてください!

強さと優しさは両方必要、バランスが大事。

 ほとんどすべての男が、人生のどこかの時点で、モテるためにふたつの戦略のうちどちらか(あるいは両方)を試す。「優男」か「ろくでなし」のどちらかを選ぶのだ。

 これらの戦略の問題点は、どちらも完全に間違ったやり方に陥りがちだということだ。

モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略 [ タッカー・マックス ] SBクリエイティブ

上記を読んで、確かにと思いました。よく好きな人のタイプを論じるときに、優しい人がいいか、カッコいい人がいいか、というような二者択一的な聞き方をすることが多いなと感じます。性格と見た目どっちを重視するか、など。

二者択一は話が分かりやすくて、会話としては面白いですが、無意識に「自分はどっちかを取らないといけない」とか「どっちかが長けていればよい」という解釈をしてしまいがちだなと想像しました。

でも、現実は両方大事なこととして見ることが多いんだと思います。優しさのない強さは暴力に、強さのない優しさは無責任につながります。

 

私としては、ベース優しい/いざというときに強い、というのが理想だと思います。

人と一緒にいるとき、例えばデートをしている時、過ごす時間の大半は平穏だと思いますので、95%は優しいモード。ですが、残りの5%で訪れる、「いざというとき」に強さを見せられる状態でありたいです。

例えばですが、予定通りに物事が進まなくなった時、アクシデントが起きたとき、など。目的地のお店が臨時休業だったとき、何かが故障してしまったとき、何か決断や自己主張をしなければならないとき……。

狩猟の時代で求められるのは、外敵に襲われたときに発揮する強さなのでしょうが、現代ではITや法律、機械をいじれるか、その場を収めるコミュニケーションなどのスキルや知識なのかもしれませんね。もちろん、フィジカルの強さも持っておきたいですが。

強さと優しさは鍛えられる。

もしこの「やさしさ」と「男らしさ」の組み合わせの魅力を理解できれば、簡単に、そこらの9割の男より魅力的になれる。

 しかしまずは、やさしさにつながる「感じのよさ」と男らしさにつながる「自己主張」についてかみ砕いて説明し、そのあとでそれらを組み合わせる方法を紹介しよう。

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優しさも強さも、もって生まれた特質だと思われがちですが、一つひとつ行動を積み重ねることでそのレベルを上げていくことは可能であると、私は思います。

本書には優しさを磨く・表現するための方法として、若者のメンターとなる/エンタメから共感力を学ぶ/自虐的な冗談をいう(言い過ぎには注意)/気前よく振る舞う……などの実践的な内容が書かれています。

これらを一つずつ、少しずつでもよいので、習慣として続けていくと、優しさが磨かれていくだろうと私は思います。

特に私は、「エンタメから共感力を学ぶ」というのを最近実践していています。

これまで、読書においては知見・スキルを得るためのビジネス書が多かったのですが、最近はフィクションやエッセイ、マンガなど、それを読むことそのものが目的になるような読書を取り入れています。こういう読書は、読んでいる時に自分の内側からじわーっと湧いてくるものがあって、それ自体が楽しくて心地よいんですよね。優しい気持ちになれる、というのも実感できています。

 

強さの磨き方についても本書に記載されています。泥臭い努力をする/自己防衛力を高める/非言語的な振る舞い/スポーツをする……など。

特に、泥臭い努力をする、というのは必要だと私は感じます。

運動やトレーニングによって強い体を作っておくこともそうですが、相手が困ったときに助けられるスキルを身につけておくことも大事だなと思うんです。IT、工具を使うようなモノづくりや修理、私はここら辺が本当に弱いので、それができる人はカッコいいなーと憧れます。今までは食わず嫌いでしたが、ちょっとずつやっていこうかな。

また、適切に自己主張をする、というのも大事だと思います。

好きなものを好きと言う、注文はさっとする、「どっちでもいい」と言わない、など、自分の思っていること・感情に対して、素直に表現するというのは、社会的な強さの表現の一つであるとも思います。私はこれがちょっと弱いので、磨いていこうと思います!

まとめ 強く優しく、「大丈夫だよ」と言える人になる。

モテる人をテーマにした本書を読んで、私が目指すイケおじ像をブラッシュアップできました!

これまでは、「強くて優しい男」という粒度で描いていたのですが、その強さと優しさをもって人に届けたいのは、安心や心強さなのかなと思いました。

「大丈夫だよ」と言える人になりたいです。

優しい大丈夫(=根拠はないけど大丈夫)/強い大丈夫(=根拠があるから大丈夫)、この両方を色んな場面で届けられるイケおじを目指したいな、と思った一冊でした!

ぜひ、みなさんも手に取り読んでみてください!

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